バーに行ったときの話

会社の帰りにバーに行った。住宅地に紛れてひっそりしていて、前から気になってるお店。静かな雰囲気のところだろうと思っていたが、そんなことはなく、会社帰りと思われるおじさまおばさまが、がなり放題、がなってて驚いた。うるせー大学生３０人分くらいの喧騒を、カウンターの８人くらいの働き盛りさんが発していて、この光景を額に入れて飾ったら、「ストレス発散」と題をつけられそうで。僕はそれにいやな感じを持つわけでもなく、1日の終わりにはそんなにももろもろ解き放ってバランスを取らないとやってれらないですよねえ、と共感していました。

お疲れ様です。と思いながら、タンカレーのジントニックとメーカーズマーク（いつもおんなじのばっかりだ。。）を飲んだ。あまりに鮮烈な店内のうるささを下げようと、ボリューム調整のボタンを探したけど、残念ながらなかったので、iPodを爆音でききながら、喫煙し、小説を読んだ。家の外で過ごす、一人の時間はいいものですね、と思うようになってしまった僕はもうすぐ２７歳。

店は、お手洗いがとっても綺麗で、マスターさんがよさそうな感じだったので、また行きたい。誰かを連れていくにはうるさ過ぎるから、一人用にしたい。こことはべつに、ちょうどよい二人用のバーも見つけたいところ。