1Q84買いました

各人の、音楽との親密な関係性を何万も集めて形にしたのがロックフェスだし、
自分は何かに属しています、を静かに集合させてかつてない形の賑わい方をしたのが、mixiかと。
そこでは、自分がイニシアチブを取れる満足感が与えられ、
ひとと繋がってる感が（とりあえずは）平等にもたらされるのが特徴だ。

個々の密な関係を、縛らずに束ねる。
そういう思想が、今は流行っているのだと僕は思う。

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買いました村上春樹の「1Q84」（上）。
ハードカバーの小説買ったの、すごく久しぶり。

このブログでは、決して感想は書きません！
発売前からずーっと前情報無しで貫いてきた
新潮社に敬意を評して・・・

それはそうと、さいきん、人知れずひっそりと、小説の、
「究極マイベスト１０」をちまちま編んでいますが、
どういうわけか、村上春樹の作品がランクインしてきません。
・面白かったベスト１０
・すすめたいベスト１０
２つのセレクションをつくっていますが、
どちらにも入ってきません。ふしぎ。

たぶん、ごく個人的に大切にしているから、なのだろう。
太くて濃ゆい繋がりを村上春樹の小説に求めて、もたらされて、
そんなふうに感じるひとが実に多いから、こんな爆発的な売れ方をするんだろう。